プラスα ・・・

保険金額が決まると、保険会社から保険金の振込通知が届きます。

それには、保険金の種類の項目別に書かれています。通常、一番大きい金額は損害保険金です。損害保険金の金額は第三者である鑑定士が、私どもの工事見積書を参考にしながら、算定します。

100万円の損害認定なら100万円出ます。損害保険金だけの場合もあります。

しかし、数多くの保険は、損害見舞金、費用保険金、臨時費用保険金等(保険会社によって呼び名が違うが、概ね同じ) 主とした損害保険金以外にお金が出ます。

最大損害保険金の30パーセント出ます。仮に、100万円の損害保険金なら30万円になります。基本、私どもはこのお金に手を付けて工事をする事は、ありません。

ですから、自己負担無しの工事プラスαで手もとにお金が残るという事になります。ただし、保険で認定されていない部分をプラスαのお金を利用して、ついでに直して欲しいという事は、多々あります。

他にも、生命保険の自然災害特約とか、〇〇共済とか、お見舞金として出るものもあります。こちらも忘れている事が多いので、確認して手続きをすれば、プラスαになる事もあります。

〇〇共済という名称なものは、単独では、工事代金全額まで出ない事が多いです。

しかし、見舞金となる為、通常、複数の火災保険契約から保険金が出て、建物の価値以上に保険金が出たときは、違反になりますが、火災保険会社の損害保険金と〇〇共済で見舞金が出ても保険の二重取りになりません。

この辺は保険の種類、掛け方によって、個別に変わってくるので、気楽に相談ください。

下の写真は広島市内で運行するバスに取り付けた弊社の広告です。